カードローンやキャッシングの返済延滞で取り立てを受けた際の対処方法と実際の体験談

ストレス 女性

長期間返済が滞ると、カードローン会社から催促の連絡など取り立てを受けることになりますが、映画やドラマのように、怖い人が自宅を訪問する様なことはありません。

実際は、督促状などの書面や電話で「いつまでに返済ができるかどうか」の確認が行われます。それでも連絡が取れない場合は、一括請求が実施されるほか、裁判所から訴状が届くことになります。

本記事では、カードローンやキャッシングで長期延滞になると何が起こるのか、実際に返済できなかった人たちの体験談、借入金を返済できない場合の対処方法などについて解説します。

カードローンなどでキャッシングしたものの返済ができず、業者からの取り立てが不安になっている方は、ぜひ参考にしてください。

カードローンなど長期間の返済延滞は個人信用情報が傷付く

カードローン、キャッシングの督促を無視してはいけない

カードローンやキャッシングで長期間返済が出来ないと、個人信用情報を傷付けることになります。また、返済が滞るとカードの利用停止や会員資格が無くなるなど、深刻な状況に追い込まれてしまいます。

カード会社(債権者)が電話や督促状を送っても、カード会員(債務者)と連絡が取れない場合や、返済が一向に行われない時には「滞納分の一括請求」が行われます。

また、督促の連絡や請求が行われているにも関わらず、無視を続けて返事をしないままでいると、債権者から裁判を起こされてしまい、最悪の場合、財産の差押えが執行されます。

メールで差し押さえの予告通知は無いので騙されないで!

近年では、裁判所を装い「返済遅延のため差し押さえを行う」といった詐欺メールが広く出回っているようです。

偽のメールには、嘘の裁判所電話番号や連絡先、メールアドレス等が書いており、裁判の申し立てを相手が取り下げるには「〇〇円を△月×日までに振り込むよう」指示するなど、振込詐欺のような手口が使われているそうです。

皆さんはご存じかもしれませんが、裁判所がメールで通知をすることは絶対にありません。遅延をしている方は、こうした犯罪に騙されないよう警戒してください。

借入金の返済が遅れた場合、遅延損害金も発生してしまう

遅延損害金(ちえんそんがいきん)とは、予定通りに返済ができず、債権者(カード会社)が損害を被ったことに対し「損害賠償金」を支払うことを意味します。カード会社によって条件は異なりますが、通常20.0%の高い遅延損害金(損害利息)が発生します。

大きな損害金を以て賠償せずに済むよう、カードローンやクレジットカードのキャッシングによる借金の返済は、絶対に遅れないようにしてください。

手軽にお金を使える分、慎重に使いたいキャッシング

キャッシングは手軽に使えるサービスですが、返済が滞ってしまっては、裁判や財産の差押えなど大変な状況に陥ってしまいます。キャッシングで失敗しないよう、利用時には何度も借入残金がいくらか確認しましょう。

返済日には遅れないよう、返済予定の数日前から返済金を工面しましょう。振替返済をされている方は、利用口座において残高不足にならないよう通帳の記帳を行うほか、オンラインバンクで残高確認するなど対応してください。

カードローンやキャッシングで返済できない場合の対処方法

まず借入先に連絡をして事情説明と相談をすること

キャッシングで借りたお金の返済ができない時には、カード会社に電話をして「いつまでに払えるのか」約束を取り付けることです。

一ヶ月以内の「支払える日・返済する金額」を約束しておけば、カード会社も安心して期日まで待ってくれるでしょう。

また、返済が厳しい場合はカード会社と話合いの上、返済する金額自体の減額をしてもらうことも可能です。ただし、減額などの条件を出した場合は、今後同じカード会社でキャッシングが利用できないリスクがあるので、忘れないようにしてください。

たとえ、信用情報機関に遅延のデータが長期間残らなかったとしても、減額などカード会社の不利益になることは、社内において長くデータが保管されてしまいます。

そのため、返済金額の減額などを打診した場合、増枠などはできなくなる可能性が高いです。

カードローン・長期間返済の見込みが立たない場合は?

長期間、返済の見込みが立たない方は、カード会社と交渉をして期日を延ばしてもらったり、利息を低くするなどの方法を取ってもらいましょう。

個人で手続きをする場合は、特定調停などの方法が行えます。特定調停は、裁判所で調停委員が入り、カード会社と交渉を行い債務の減額や分割での支払いを交渉する方法です。

また、個人で話合いができない場合は弁護士に依頼を行い、任意整理(債務の減額や分割での支払い交渉を行う)をすることも可能です。

このほか、三年以内に返せる見込みがあれば、個人再生という方法も多く取られます。すべてを精算する自己破産をする前に、返済できる道筋を探してみましょう。

自己破産など債務整理は法的救済措置なので恥ずかしいことはない

一度でも自己破産をしてしまうと、財産の差押えが行われるほか、今後5年~10年はカードローンやクレジットカードが利用できなくなるので、社会的に「大きなリスク」を抱えることになります。

ただし、大きなリスクとなるデメリットよりも借金が無くなるというメリットを感じられる場合、弁護士に依頼して自己破産をするという選択を取ることで、日々の悩みやストレスからは開放されるでしょう。

以下の記事では、特定調停・任意整理・個人再生・自己破産など、債務整理について説明しています。債務整理を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

カードローンやキャッシングで返済できなかった人の体験談

カードローンやクレジットカードのキャッシングで借り入れたお金を、期日を過ぎてもなお返済出来なかった人の体験談を5つ紹介しましょう。

カードローン・キャッシングを利用中の方だけでなく、これから利用予定の方も、返済が遅れると「こんなに大変なことが起こるんだ」ということを注意深くなるためにもぜひ知っておいてください。

体験談①「差し押さえの予告通知を受け取って…パニックに!」

カードローン2社で計150万円の借金がありました。最初は順調に返済をしていたのですが、途中で事業が上手く行かなくなり、経営悪化と連動してカードローン会社への返済が滞ってしまいました。

銀行系の消費者金融だったので「少しくらい遅れても大丈夫だろう」とのんびり構えていたところ、6カ月ほど放置してしまい…。カード会社からの電話や督促状も無視していたので、最終的には裁判所からの通知が届いてしまいました。

まさか自分が裁判で訴えられるとは…。現実に直面して、はじめてパニックとなり、知り合いの弁護士に相談を行い、すぐに債務整理の手続きを取ってもらいました。

あのまま放っておいたら、強制執行で預金口座が差し押さえになっていたかもしれません。これからは計画的に返済をし、いつか完済ができたら今度こそ、新たな気持で再出発したいと思います。

(50代/自営者・男性)

体験談②「督促を無視していたら、口座の凍結に遭ってしまいました」

過去、カードローン返済で二度遅れたことがあったのですが、返済予定日の数日後に返済しても(カード会社から)何も言われなかったので、気が付かない間に、ついズルズルと返済期間が遅れてしまい…(汗)。

また、債権回収会社から電話が何度も掛かっていたのですが、普段仕事が忙しく、(日中出ることができず)。督促状への返事も出来ずにいたのが災いしたのでしょう。気が付くと債権回収会社から裁判の通知が届いてしまっていました。

裁判のため、弁護士を雇う費用も捻出できなかったので、法テラスに相談をして何とか債務整理の手続きをとってもらうことができました。

裁判の日には何とか仕事を休んで出廷したのですが、他の被告人達と一緒に裁判を受けました。今思い出しても、裁判でのことはぞっとします。あのように惨めな思いは二度と経験したくありません(かなりショックな出来事でした)。

きちんと完済できるまで、真面目に返済を続けます。また、いつかカードを持てたとしても今度は返済が遅れないよう、絶対に気をつけたいと思います。

(40代/一般勤務・男性)

体験談③「任意整理で不便な生活を余儀なくされました…」

督促が届いた時点ですぐに、弁護士に任意整理の相談を依頼し、そのまま任意整理の手続きを取ってもらいました。2年でなんとか完済できたのですが、しばらくはカードローンとクレジットカードが使えなくなったので、本当に不便でしたね。

特にプロバイダー契約や光熱費を払っていたクレジットカードが使えなくなったのは痛手でした。

あと会社の都合で転勤することになったのですが、引っ越し先のマンションがカード会社の保証が必須の物件で、審査が全く通らず本当に参ってしまいました。その後、両親の名義で部屋を借りることができたのですが、債務整理のこともバレてしまうし、会社にも良い訳をしたりと踏んだり蹴ったりでした。

全て自分が蒔いた種ですが、自業自得とは言え、債務整理後のことは本当に辛い経験だったので、もう思い出したくないです。

(30代/派遣社員・女性)

体験談④「職場に延滞していることがバレてしまい、非常に気まずくなりました」

私は、ローンの延滞をしていた事に気が付かず、しかも自宅や携帯電話の番号が変わっていたのをカード会社に知らせていなかったため、延滞1カ月目に職場へ電話が掛かってきてしまいました。

カード会社はキャッシング延滞のことや身分を一切明かさなかったのですが、それがかえって怪しい感じになってしまい、職場の同僚から「誰からの電話なの?」と執拗に追求されて…。

何故だか分からないのですが、カードローンの延滞が周りの人たちにバレてしまったという非常に後味が悪い結果となりました。

今後、連絡先が変わった時にはすぐにカード会社に知らせようと思います。またローン返済を忘れないよう、引き落としができたかどうかも必ずチェックすることにしています。

(40代/一般勤務・女性)

体験談⑤「キャッシングの使いすぎで、去年任意整理をしました」

僕は卒業後に契約したローンの返済ができず、去年の秋に任意整理を行いました。もともと、ルーズな性格なので携帯電話の支払いだったり、奨学金の返済も何度も遅れてしまっていて。同じような感覚でカードローンの返済も長期間滞ってしまったんです。

このため『裁判で訴えられる』と知ったときには、頭が真っ白になりました。こんなのこと家族にも相談できませんし、本当に恥ずかしいことです。

どうしようもなく、藁にもすがる思いでネットを検索していると、債務整理のことを詳しく紹介しているページに遭遇しました。

そして、同じサイトには「特定調停なら自分だけの力で簡単にできる」と書いてあったので抱えている借金の内訳を必要な書類にまとめ、特定調停の手続きを取ることにしました。

裁判所の方達は非常に親切だったのですが、面倒な作業が沢山あったこと、そして一人の調停委員の方に「無計画に使うのは感心できないですね」と注意されたこともあり、調停の後はしばらく落ち込む時期が続きました。

もう同じことは繰り返したくないので、たとえ個人信用情報がキレイになっても、気を緩めないで今後はお金の管理を徹底したいと思います。

(20代/アルバイト・男性)


いかがでしたか? 経験者の方々は、カードローンやキャッシングにおける延滞を甘く見ていたため、大変な目に遭われたようです。みなさんは差し押さえの予告通知が来る前に、できるだけ早くカード会社に相談をしてください。

借入金の返済で遅延にならないよう気をつけたいポイント

カードローンやクレジットカードのキャッシングで借りたお金の返済で、遅延にならないよう気をつけたいポイントを3つ紹介します。以下、一つずつ確認していきましょう。

  • 返済が遅れてしまったら一日も早くカード会社に電話
  • 督促状を無視しない、カード会社からの電話は必ず取る
  • 1ヶ月以内に「借金を返せる日」を決めて約束をする

返済が遅れてしまったら一日も早くカード会社に電話

返済が遅れてしまったら、メールや書面ではなく電話でカード会社に連絡をしましょう。こちらから連絡を取ることで、カード会社は安心をしてくれます。

そして「今後、どのような方法で返していけるのか」という点について、カード会社と相談をすれば大抵の遅延問題は解決します。

督促状を無視しない、カード会社からの電話は必ず取る

督促状を受け取った場合、見て見ぬ振りなど無視をせずにカード会社に電話を入れましょう。また、カード会社から電話が掛かってきた場合も同様に、無視せずすぐに電話が出られるようにしてください。

カード会社は、連絡が取れないことを逃げられたのではないかと感じるため、最も恐れます。きちんと返済の意思があることをカード会社に伝えてください。

1ヶ月以内に「借金を返せる日」を決めて約束をする

返済が難しい場合は、一ヶ月以内に返せる日を決めてカード会社から猶予をもらいます。そして、約束の期日までに「できる範囲」でお金を返しましょう。カード会社にきちんと相談すれば、減額などの条件にも応じてくれるはずです。

ただし、減額や返済日の延期は、余程の理由がなければ受け付けてもらえません。例えば健康上の理由であったり、家庭の問題で急にお金が必要になった等の理由が無ければ、相手に納得してもらえないので注意してください。

相談をすることは大切ですが、必ず相手が納得できる理由を述べられるようにしましょう。

それでも返せないなら債務整理について考えよう

いろいろな手を尽くしてみて、それでも返済ができないという時には、債務整理について検討してみましょう。

もし債務整理のことでお困りの場合は、まずは「どのような手続きが必要なのか」調べてみてください。その上で、債務整理に強く信頼できる弁護士に相談してみましょう。

参考:債務整理とは?債務整理の方法や種類について【徹底解説】

まとめ

差し押さえの予告通知を受ける前に、まず連絡・相談すること

今回は、カードローンやキャッシングの返済を延滞するリスク、どうしても返済が厳しい場合の対処方法、督促を無視していたらどのようなことが起こるのか、などについて解説してきました。

カードローン、キャッシングの返済遅延で、差し押さえの予告通知や会社などにも連絡が来たら大変です。返済の支払いが出来ない時には、できるだけ早くカードローン会社に相談をしましょう。

返済が厳しい場合は、債務整理など無理なく返済できる方法について検討してみてください。弁護士に相談をすれば、過払い金返還請求なども合わせて債務整理の手続きを快く引き受けてくれます。

いずれにせよ、借りたお金はしっかり返すようにしましょう。

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