「給料日まで1週間以上あるけど、金欠で手持ちのお金が1万円しか無い…」
「給料日の直後に散財してしまって次の給料日まで金欠で困っている…」
「次の給料日までの生活資金が無くて、どうやって過ごせば良いのか分からない…」
というように、サラリーマンの方やアルバイト・パートの方の中には、金欠になってしまい悩んでいる方も多いことでしょう。
本記事では、カードローンでお金を借りずに金欠を乗り切る方法、どうしても金欠で困った時に選ぶべきカードローンなどについて解説していきます。
自身の金欠状況に応じて選ぶべきカードローンは異なりますので、お金に困っている方はぜひ参考にしてください。
金欠でカードローンを利用する前に知っておくべきこと
金欠の時に便利に使えるカードローンですが、実際にキャッシングする前に「なぜ金欠になってしまったのか」を考えましょう。
金欠になってしまった理由を理解していなければ、何度も金欠~キャッシングを繰り返してしまい、カードローンの借金だけが膨らんでしまう恐れがあるためです。
- 毎月の生活に最低限必要な金額を知っておく
- 給料を何にいくら使ったのか把握しておく
- 大きなお金を支払った記憶がなければクレカ引き落としの可能性
毎月の生活に最低限必要な金額を知っておく
金欠でお金に困っている方は、実家暮らしの方よりも一人暮らしの方が多いのではないでしょうか。一人暮らしの生活には、家賃や水道ガス光熱費、食費、電話代金、インターネット通信費など、非常に多くの出費が必要です。
総務省統計局が公表している一人暮らしにかかる平均的な支出を確認しておきましょう。
一人暮らしの世帯(単身世帯)の1か月間の支出
住居 | 2.4万円 |
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食料 | 3.9万円 |
交通・通信 | 2.2万円 |
教育・娯楽 | 2.1万円 |
その他 | 6.6万円 |
合計 | 17.2万円 |
出典元:家計調査|総務省
※上記は一人暮らしの出費の平均値です。一人暮らしには毎月17.2万円ほどの支出があることが分かります。
毎月どのくらいのお金が生活に必要なのか把握していない方は、生活費をしっかり調べておきましょう。最低限必要な生活費をキチンと残しておけば、給料日前にカードローンの利用を検討しなくても良いはずです。
もし、最低限必要な毎月の生活費が自分の給料よりも上回っていた場合、「給与の高い職場に転職する」「家賃の安い物件に引っ越す」など、カードローンの利用を検討する前に、根本的な生活の立て直しが必要です。
給料を何に使ったのか把握しておく
毎月の必要な金額はおおよそ把握しているけれど、実際何にどのくらいお金を使ったのか分からないという方は、家計簿をつけてお金の管理をしっかり行いましょう。
最近では、スマホやタブレットから手軽に使える家計簿アプリも数多くあります。家計簿を利用すれば「金欠になった理由(=何にお金を使ってしまったのか)」を簡単に見つけられるので、支出を把握していない方は家計簿をつけるようにしてください。
大きなお金を支払った記憶がなければクレカ引き落としの可能性
「毎月の家計をある程度は把握しているけれど、何故か今月は使えるお金が少ない…」という方は、先月分、あるいは先々月分のクレジットカード利用の支払いが発生している可能性があります。
クレジットカードはキャッシュレスで便利にお買い物できますが、翌月、翌々月に支払いが発生します。クレジットカードを利用している方は、どのくらいの支払いが残っているのか(=クレジットカードの利用金額)も把握しておきましょう。
クレジットカードのボーナス払い・分割払いで毎月の支出負担減も
クレジットカードのボーナス払いや分割払いを選べば、翌月や翌々月の支払い(出費)を抑えられます。クレジットカードを利用する時は、少しでも返済負担を減らせる支払い方法を選びましょう。
また、カードローンもクレジットカードのように分割払いでの返済です。お金の管理がしっかりできているという方は、金欠時にカードローンでキャッシングするのもオススメです。
金欠でもカードローンを使わずに給料日まで乗り切る方法はある?
「金欠だけど、カードローンを使わずに給料日まで乗り切りたい」という方も多いと思います。
以下で、カードローンを使わずに金欠を乗り切るためのヒント「切り詰められるお金」について確認していきましょう。
- 食費に使うお金を切り詰められないか
- 無駄なお買い物をしようとしていないか
- ギャンブルなどにお金を使っていないか
食費に使うお金を切り詰められないか
金欠で困っているという方は、食費のお金を切り詰められないか確認しましょう。毎日の食事は必須なため、毎食分の食費を少しでも落とせば毎月大きな節約ができます。
例えば「三食全て外食で、1日の食費が2,000円」の方と、「二食は自炊、一食は外食で1日の食費が1,000円」の方と、毎月の食費の差額を確認してみましょう。
毎日の食費の違いで毎月どれくらいの差額があるか
毎日の食費 | 月間(30日間)の食費 |
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2,000円 | 60,000円 |
1,000円 | 30,000円 |
このように、自炊などで食費を抑えると、毎月数万円もの節約になります。
食費に大きなお金を使っているという方は、食費を減らしてして支出を最小限に抑えれば、金欠でもカードローンを利用せずに給料日まで乗り切れる可能性があるでしょう。
食費を抑えるには?
食費をグッと抑えるためには、スーパーの特売品の買いだめや、安価な冷凍食品の活用、量をたくさん作って余りを冷凍保存したりしましょう。
毎日100円~200円のお菓子を食べているという方は、お菓子を食べるのをやめれば毎月5,000円~は節約できるはずです。しっかり節約すれば、金欠を回避できる可能性が高まります。
無駄なお買い物をしようとしていないか
金欠の方の中には、買い物を検討している方もいるでしょう。しかし、「本当に今必要な物なのか」「無駄使いではないか」を購入前にじっくり考えてみましょう。
必要ではない物を購入しようとしていた場合、次の給料が入ってから購入するなどの対処を行い、今月分の出費を出来るだけ抑えてください。
ギャンブルなどにお金を使っていないか
ギャンブルで金欠になってしまい、生活費が足りなくなってしまう方もいるでしょう。
全てのギャンブルが悪いわけではありませんが、ギャンブルに没頭し過ぎると金銭感覚が麻痺してしまい、お金を湯水のように使ってしまう恐れがあります。
※近年では、某会社の会長が100億円という巨額のお金をギャンブルに費やしてしまった、というニュースもありました。
ギャンブルをするときには、必ず家計の余裕資金の中から費用を捻出し、ギャンブルによる無駄な出費をセーブしましょう。
金欠の状態によって選ぶべきカードローン
金欠でどうしてもお金が必要な時だけカードローンを利用する
今月お金を使い込んでしまって金欠になり、「家賃やクレジットカードに支払うお金がない…」など、どうしてもお金が必要な場合だけカードローンでのキャッシングを検討してください。
なお、安定した収入があれば誰でも審査通過を目指しやすいカードローンですが、金欠の状態や次回の給料日までの日数などによって、選ぶべきカードローンが異なります。
今すぐお金が必要ではない方は銀行カードローン
例えば、「金欠だけど、2週間後の家賃の支払いに間に合えば良い」という方や、「次の給料日に全額を返済できないから長期的にキャッシングしたい」という方は、金利が安い銀行カードローンへの申し込みがオススメです。
銀行カードローンは長期的な金欠・借入に向いている
カードローン名 | 銀行カードローン |
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金利(平均値) | 13.5%~16.0% |
限度額 | 300万円~1,000万円(銀行により異なる) |
即日融資 | 不可(2018年1月から銀行カードローンは即日融資不可に) |
審査難易度 | やや高い |
カードローンの特徴 | 審査難易度はやや高めだが、低金利で長期的なキャッシングにオススメ |
銀行カードローンとは、メガバンクや地方銀行、ネット銀行から提供されている一般消費者向けのローン商品です。消費者金融カードローンよりも3.0%~5.0%ほど金利が低い場合が多く、長期的なキャッシングに向いています。
金欠で即日お金が必要な方は消費者金融カードローン
「金欠でどうしても今日中にお金を借りたい!」「次の給料日にキャッシングを全額返済できる」という方は、即日融資が受けられる消費者金融カードローンへの申し込みがオススメです。
カードローン名 | 消費者金融カードローン |
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金利(平均値) | 17.8%~18.0% |
限度額 | 500万円~800万円(大手消費者金融の場合) |
即日融資 | 可能(ただし申し込み時間や審査状況によって翌営業日のキャッシングになる場合がある) |
審査難易度 | やや緩やか |
カードローンの特徴 | 銀行カードローンに比べて金利は高いが、審査難易度が緩やかで即日キャッシングが期待できる |
消費者金融カードローンの特徴は、銀行カードローンなどと比べると審査基準が緩やかで、申し込み当日の即日キャッシングが期待できることです。
急な出費による一時的な金欠の方など、どうしても今すぐお金を借りたい場合は消費者金融カードローンを利用しましょう。
消費者金融カードローンには30日間の無利息キャッシングが使える!
ほとんどの消費者金融カードローンでは、30日間無利息キャッシングというサービスが提供されています。
カードローンの契約翌日、またはキャッシングの翌日からの30日間は無利息になるサービスなので、次の給料日に全額返済できる(30日以内に全額返済できる)方であれば、利息0円でキャッシングが可能です。
消費者金融カードローンは金利が高いですが、30日間無利息キャッシングをうまく活用すると、実は銀行カードローンよりもお得なキャッシングが可能です。
まとめ
カードローンをうまく活用して金欠を回避しよう!
本記事では、カードローンでお金を借りずに金欠を乗り越える方法、金欠時に便利に使えるカードローンなどについて詳しく解説してきました。
- 金欠になった理由を把握していなければ慢性的な金欠から抜け出せない
- 毎月の生活に必要なお金を把握しておく
- 給料を何に使ったのか家計簿につける
- クレジットカードの支払金額を必ず覚えておく
- カードローンを使う前に出費を切り詰めて金欠を回避する
- 金欠でどうしてもお金が必要なときだけカードローンを利用する
- 長期的な借入をする場合は銀行カードローンがオススメ!
- 一時的なキャッシングは消費者金融が断然お得!
- 消費者金融カードローンを利用すれば30日間無利息キャッシングできる場合も
金欠になってしまったら、「なぜ金欠になったのか」の理由をハッキリさせておくことが重要です。金欠になった理由が分かれば、何を節約すれば良のかが明確になるので、今後の金欠を回避できる可能性が高まります。
どうしてもお金が必要でカードローンを使う場合、「長期間のキャッシングは低金利の銀行カードローン」、「短期間のキャッシング、即日キャッシングは30日間無利息期間がある消費者金融カードローン」がオススメです。
本記事を参考にしながら、金欠時にはカードローンをうまく活用し、資金不足を乗り切ってください。