20代におすすめしたい!はじめてのカードローンキャッシングの選び方
20代でも、お金を借りるのは難しくありません。
「遊びに使えるお金がない… 」「お金がなくて面接に行くためのスーツやバッグが購入できない」など、20代の若い世代でも、まとまったお金が必要となることもあるでしょう。
手元にお金がないという時には、カードローンでのキャッシングがおすすめです。
ただ、20代の人がはじめてキャッシングを利用するにはどうすれば良いのか。また、カードローンをどういう基準で選べば良いのか、分からない人も多いと思います。
そこで、本記事では『20代のカードローン初心者』に向けて、カードローンの選び方や、申し込み時に注意しておきたいポイントについて詳しく解説します。
目次
20代の人でもこんな時にはお金が不足する
20代の人でも「お金を使い過ぎてしまうこと」はよくあるでしょう。下記にお金を使い過ぎてしまう状況についてまとめてみました。
20代にありがち「お金を使いすぎてしまう」状況(一例)
- 大学の友人との飲み会が続いた場合
- 就職活動の遠征費が足りない場合
- 卒業旅行で、旅費が払えない場合
- 友人の結婚式が続いた場合
- 欲しい服や家電など、買い物をし過ぎた場合
- ギャンブルに熱中してしまった場合
20代後半で社会人経験が長いサラリーマンであれば、少しは蓄えがある人もいると思います。しかし、20代前半の大学生やフリーターの人などは『お金に余裕がない』という人も多いでしょう。
ここで、20代の人が「どのくらいまで所持金が減ったら不安になるのか」消費者金融プロミスが公表している調査結果を紹介します。
どこまで所持金が減ったら、手持ちが少なくて不安になるかを聞いたところ、3,000円で不安になる方(『3,000円以上』の累計)が32.4%、2,000円で不安になる方(『2,000円以上』の累計)が 45.1%、1,000円で不安になる方(『1,000円以上』の累計)が 75.3%となりました。
所持金が 3,000円を下回り、千円札1、2枚になると不安を感じる方が多いようで、平均額は 2,473円となっています。このぐらいの所持金になるとお金をおろす方が多いのではないでしょうか。
プロミスの調査からも分かるように、所持金1,000円〜3,000円程度になれば、「お金をおろす」または、銀行にお金が無ければ「カードローンでお金を借りる」という人が多いことが分かります。
20代が使いやすいカードローンは2種類!
はじめてカードローンを利用する「20代でも使いやすい」代表的な2種類のカードローンを紹介していきます。
消費者金融カードローンと銀行カードローンが初心者でも使いやすい
20代の初心者におすすめしたいのは、ズバリ「消費者金融や銀行が提供しているカードローン」です。
消費者金融や銀行カードローンでは、初心者向けに案内されたページが用意されていることもあり、はじめてカードローンを利用する人でも簡単に手続きできます。
消費者金融や銀行カードローンですが、金利や限度額、審査のスピードなどが微妙に異なっています。まず、スペックの違いから確認していきましょう。
カードローン名 | 消費者金融カードローン | 銀行カードローン |
---|---|---|
代表的なカードローン名 | アコム、アイフル、プロミス、SMBCモビット、レイクALSAなど | みずほ銀行カードローン、三井住友銀行カードローン、三菱東京UFJ銀行カードローン・バンクイック、楽天銀行スーパーローンなどのメガバンク。 各都道府県にある地方銀行のカードローンなど。 |
上限金利 | 17.8%〜18% | 13%〜16%前後 |
限度額 | 300万円〜800万円 | 300万円〜1000万円 |
審査難易度 | 普通 | 厳しめ |
審査スピード | 最短即日融資(※ただし、審査の状況によっては、翌営業日以降にずれ込む可能性もあります。) | 最短翌営業日の融資(※ただし、審査の状況によっては、翌々営業日以降にずれ込む可能性もあります。) |
特徴 | 多くの消費者金融では初回利用時に30日間の無利息キャッシングを利用可能。アルバイトやパートなどの非正規雇用の人も審査通過を目指しやすい。 | 利用時に銀行ならではの大きな安心感がある。 |
上記の表から、金利が高くても審査基準が普通通りでスピーディーにキャッシングしたい場合は「消費者金融カードローン」を、審査が多少厳しくても低金利で安心してキャッシングしたい人には「銀行カードローン」がおすすめです。
また、消費者金融はイメージが良くないという人も多いと思います。
しかし、最近では多くの大手消費者金融が銀行のグループ会社となっているため、利用時には銀行並みの大きな安心感が得られるでしょう。
レイクALSA(アルサ)は新しい消費者金融カードローン?
「レイク」という名称のカードローンはご存知でしょうか? レイクは過去、消費者金融カードローンでしたが、2011年度から新生銀行の傘下に入り、銀行カードローンに変わりました。
しかし、2018年度4月1日より、再度レイクは新生フィナンシャル株式会社の消費者金融カードローンとして新しいスタートを切りました。また、新生銀行レイク時代(銀行カードローン時代)には即日融資不可でしたが、消費者金融カードローン レイクALSAへ転身してからは即日融資が可能で、スピーディーなカードローンへと変わっています。
はじめてレイクALSAを利用する人は、「30日間無利息 or 5万円まで180日間無利息」のサービスから選べます。利用したい無利息期間のサービスを選べるのはレイクALSAの大きなメリットでしょう。
20代の人でもキャッシングは簡単!ただしステータスには注意
20代の人がお金を借りるのはそこまで難しくありません。安定した収入(=アルバイト、パートでもOK!)さえあればカードローンの審査通過を目指せます。
ただし、20代の人は社会的信用度が低いため、利用限度額が低い、審査に通りにくいなどのケースもあるので注意が必要です。
20代の若い人はステータスが低く見られる傾向がある?
ここでの「ステータス」とは、年齢や年収、勤続年数など、カードローン審査の基準となる「申込者の属性」を指しています。
20代前半と言えば、大学生や社会に出て間もない人がほとんどで、大きなお金を使ったことがない人、金融業者からお金を借りたことがない人ばかりでしょう。
また、若い人はお金の使い方や、扱い方に慣れていないと見られてしまうため、どうしても「ステータスが低く」見られてしまうのです。
20代前半の人は貸し倒れのリスクが高い
お金の扱いに慣れていない20代前半の人は、キャッシングでの貸し倒れが多い傾向にあります。
このため、年齢が若い人(=20歳に近い人)ほど審査時のステータスが弱まります。
利用するカードローンによって、審査基準は異なりますが、カード利用枠が少ない、キャッシングに制限があるなど、審査はより「慎重に行われる」傾向が強いです。
30代〜40代のような「所得が安定した」世代とは違い、高額融資は実施されにくいことを覚えておきましょう。
20代のはじめてのカードローン!条件や目的から選ぶ!
20代が、はじめてキャッシングを利用する際、目安となる「カードローンの選び方」についてまとめてみました。
20代のカードローン選び・チェックしたいポイントは6つ!
- とにかく急いでキャッシングしたい20代は?
- 20代でアルバイトやパート|非正規雇用でも借りられるのは?
- できるだけ高額なお金を借りたい場合は?
- 短期間だけお金を借りたい20代は?
- 誰にもバレずにカードローン契約したい人は?
- 在籍確認のないカードローンを使いたい人は?
1〜6の内容を順に見ていきましょう。
とにかく急いでキャッシングしたい20代は?
とにかく急いでキャッシングしたいという20代の人は、最短で即日融資が期待できる「消費者金融カードローン」を選びましょう。
近くにある消費者金融の自動契約機で選ぶ
自宅付近や勤務先付近に自動契約機がある人は、近くの消費者金融を選ぶのもおすすめです。消費者金融の自動契約機は、土日や祝日でも営業しています。このため、土日や祝日でも即日のカードローン契約が期待できます。
自動契約機は初心者も簡単に使える!
自動契約機の利用が初めての人は「操作が難しいのでは?」と考えがちです。
しかし、自動契約機の中には専用の電話が備え付けられており、スタッフと電話で話しながら簡単に手続きを進められるなど、初心者でも安心して使えます。
20代でアルバイトやパート|非正規雇用でも借りられるのは?
消費者金融カードローンは「安定した収入があれば雇用形態は問わない」のが原則です。このため、アルバイトやパートという人でもカードローンの審査通過を目指しやすい傾向にあります。
20代の大学生やフリーターでも、アルバイトやパートで安定した収入を得ていれば、消費者金融カードローンの審査通過を目指せます。
無職の人が使えるカードローンはない!
残念ながら、無職の人が使えるカードローンはありません。また、大学生という身分であっても、アルバイトなどの安定した収入がない人(=無職の人)は、返済能力が認められないため、カードローンは利用できません。
※無職でも専業主婦に限り、一部の銀行カードローンでは限度額5万円〜50万円キャッシングできる場合があります。この場合、配偶者の所得を目安に貸付審査が実施されます。
できるだけ高額なお金を借りたい場合は?
20代の人でも、100万円程の資金が必要になることもあるでしょう。高額なお金を借りたい!という人は、断然銀行カードローンの利用がおすすめです。
なぜなら、高額なお金を借りたい時には「低金利でキャッシング」をする方が、利息をグッと圧縮できるためです。
ここで、金利による返済総額や利息の違いについて確認しておきましょう。
カードローン名 | 消費者金融カードローン | 銀行カードローン |
---|---|---|
金利 | 15% | 12% |
毎月の返済額 | 34,665円 | 33,214円 |
返済総額 | 1,247,952円 | 1,195,715円 |
利息 | 247,952円 | 195,715円 |
このように「金利」が数パーセント違うだけで、カードローンの返済総額、利息が大きく変わってきます。
高額な借り入れ額、借り入れ期間が長いほど、利息も比例して高額となります。このため、キャッシングが長期に及ぶ方には、金利の低い「銀行カードローン」をおすすめします。
短期間だけお金を借りたい20代は?
「お金を借りたいけどすぐに返せる」と「返済の目途が立っている人」には、消費者金融カードローンの利用がおすすめです。
消費者金融カードローンには「30日間無利息キャッシング」がある
消費者金融のカードローンをおすすめする理由は、30日間無利息期間が設けられているためです。無利息期間内は一切利息が発生しないため、借りたお金だけの返済でOKです。
30日間未満だけお金を借りたい人は、利息を0円に抑えられる無利息期間を利用しましょう。
誰にもバレずにカードローン契約したい人は?
はじめてカードローンを使いたい、という人の多くが「誰にもバレずにカードローン契約したい」と考えています。
カードローン契約の手続きには「ウェブ完結」と呼ばれている、来店不要でカードローン契約できるようなサービスもあります。
多くの消費者金融カードローンではウェブ完結手続きが可能となっていて、インターネットだけでキャッシングを完了できます。こうした「ウェブ完結」サービスを利用すれば、家族にもバレずに安心してカードローン契約が行えます。
在籍確認のないカードローンを使いたい人
残念ながら、在籍確認の無いカードローンはありません。ただ、電話による在籍確認を避けられる可能性があるカードローンはいくつか存在しています。
公式サイト上で「審査時に電話を行わない」とうたっている、SMBCモビットのウェブ完結手続きについて確認してみましょう。
SMBCモビットでウェブ完結を利用するには?
SMBCモビットの公式サイトを確認すると、「電話連絡、郵送物なしのウェブ完結」についての記載があります。また、SMBCモビットのウェブ完結を利用するには、下記の2つの条件を満たす必要があります。
- 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、みずほ銀行のいずれかの口座を持っている人
- 全国健康保険協会発行の保険証 (社会保険証)、もしくは組合保険証を持っている人
このように、SMBCモビットのウェブ完結を利用するには、「特定の銀行口座の所有」と、会社員(=社会保険証の所有)、または公務員(=組合保険証の所有)が必須となります。
借りる目的が明確な20代には目的別ローンもおすすめ
カードローンへの申し込みを検討している20代のうち、キャッシングの使途が決まっている方には「目的別ローン」の利用がおすすめです。
目的別ローンとは、借りたお金の利用目的が制限されている反面、比較的低金利で借りられるローンのことです。
20代の人が使いやすい目的別ローン
20代の人が利用しやすい目的別ローンを下記にまとめてみました。
- マイカーローン
- 住宅ローン
- ブライダルローンなど
借りたお金の利用目的が明確な人は、上記のような目的別ローンを利用しましょう。
カードローンでは金利13%〜18%ほどとなっていますが、目的別ローンでは金利2%〜15%前後という金利である場合がほとんどです。
目的別ローンはカードローンよりも低金利でお得にキャッシングできる(可能性が高い)ため、目的別ローンの申し込み条件に合うという人は、うまく活用してみてくださいね。
まとめ|20代のカードローン選びは利用シーンに応じて選ぼう
本記事では、20代のカードローンの選び方のコツなどを中心に、解説を進めてきました。
まとめ|20代の人が使いやすいカードローン
- 20代は所持金が1,000円〜3,000円になると不安になる人が多い
- 銀行カードローンや消費者金融カードローンは、初心者でも使いやすい
- 20代はステータス(社会的信用度)が低く見られることもあるので注意
- 利用目的によって使いやすいカードローンを選ぶ
- 消費者金融カードローンには、30日間無利息期間が設けられている場合も多い
- カードローンより目的別ローンは金利が低くなる可能性もある
20代の人も利用シーンによって選ぶべきカードローンがある!
20代の人が使いやすいカードローンには、融資までスピーディーな消費者金融カードローンと、低金利が魅力の銀行カードローンの2種類がありましたね。
また、これらのカードローンの選び方ですが、どのようにキャッシングしたいか、何のためにお金を借りたいのか、利用し目的によって「おすすめのローン」は異なりました。
カードローンへの申し込みは簡単なので、はじめて利用する人へもスムーズに手続きできるはずです。各ローンの貸付条件などをチェックしながら、申し込むべきカードローンを見つけ、キャッシングの手続きを進めてみましょう。